【転職のお知らせ】LINEのタイムラインで元カノの結婚と出産を知った話

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私は普段、ラインのタイムラインは見ないし、使わないのだが、珍しく新着通知が来ていたので開いてみた。そこで目に入った投稿が、大学4年生の頃に交際していた女性の「出産のお知らせ」だった。

好奇心に勝てず、恐る恐るタイムラインを見てみると、可愛い赤ちゃんの写真と、幸せそうに微笑む元カノの写真が投稿されていた。

そもそも、彼女と交際していた時は未だにガラケーを使っていたし、ラインでやり取りをしたことはなかったのだが、電話番号で自動的に追加されてしまっていたらしい。とんでもない機能だ。

余談だが、彼女と別れたのは2013年の2月14日。そう、バレンタインだ。それ以来、私は恋人が出来ていない。もうすぐ5年になる。あれ以来、私はバレンタインというものを親の敵のように恨んでいた。それでも楽しみたいと今年のバレンタインでは、街中で変な格好をして「誰かチョコください」と書いた紙を持って座り込みまでしていた。それがまさかキャリアップに繋がるだなんて、思ってもみなかったのだけど。

話を「タイムライン上で幸せそうな姿を見てしまったかつて恋人だった女性」の話に戻そう。

その微笑みと、昔と変わらない愛らしい笑みを浮かべる彼女の姿を見て、「良かったね」と祝福の気持ちが自然と生まれた。そして何より、真っ先にそんな感情が浮かんできた自分に驚いた。

なぜならば、普段は「リア充爆発しろ!」と叫びながら、わざと街ゆくカップルの間を通ったり、昨年のクリスマスは街で一人、サンタ狩りに明け暮れ中心市街とラブホ街を繋ぐ銀座橋、安巳橋を撤去を主張している私である。

主に嫉妬と羨望と孤独から、私は世の中の全ての幸せそうな男女について、日夜破局を望んでいるのである。自己中心的考え方だとは思うが、私が幸せでないのなら、この世の中に幸せなんてない方が良いと本気で思っている。

だから、かつての恋人が幸せそうにしていると、きっと絶望して世界征服の計画を始めたとしても、なんの不思議もないのだ。

そんな私が、なぜ、なぜ祝福の気持ちで満ち満ちてしまったのか、理解できない。もっと絶望しろよ!もっと苦しめよ!悲しめよ!妬め!嫉め!

……まあ、しかし、わからなくもない。

彼女は、私にとって過去の人だ。今や恋慕の対象でなければ、正直思い出すことさえ殆ど無い。あるとすれば一緒に見に行ったレ・ミゼラブルを再び見た時くらいだろうか。

そもそも彼女の苗字が変わったことも今日まで知らなかったし、興味もなかった。多分、ラインが新着通知を出していなければ、今後も知らなかったか、知ったとしてももっと先のことだったのかもしれない。

それでも、知れてよかったなとLINEの新着通知には珍しく感謝している。かつて好きだった人の幸せというのは、自分にとっても幸せなことなのだ。別れたからといって、あの子に対して不幸になってしまえなどと呪詛を飛ばしたいわけでもなかった。これまで交際してきた、もしくはそれに準ずる女性たちの中で、おそらくもっとも浅い関係性だった。驚くほどに彼女のことを知らなかった。三つ子の長女で弟と妹がいることくらいしか知らなかったし、覚えていない。結局、私は自己満足していただけだったのだ。

当時大学4年生だった私は、就職が決まっておらず、就職活動も投げ出していて、その姿勢が気に食わなかった彼女に振られてしまったのだ。他にも理由はあったのだけれど。

あれからもうすぐ5年、紆余曲折を経て、現在では雑誌記者として毎月誤字脱字を残しながらもしっかりと働いている。いつの日か、どこかで再開することがあれば「ちゃんと就職決まったよ」と皮肉をこめて報告したいと思っていた。5年間の間に色々な事があって、ちゃんと会社勤めしているのである。しかし、それもあと数日の話である。

私、山田は2017年12月末をもって現在勤めている雑誌社を退職し、新たなステージへと踏み出します。個人的にはパラレルキャリア的な働き方がしたいなと思っていたので、1月からダブルワークで働きます。詳細は、後日改めて書きますが、きっと楽しいことになります。

まだ熊本で、こんな働き方をしている20代は中々いない。とても窮屈で、閉塞感のある街だけど、それでも楽しく盛り上げて、面白くしていきたい。ここで生きていくことに、夢と希望が持てるような。そんな前例になれるように、突っ走っていきたいと思います。そして私も結婚したいです。

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